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Japanische Klassiker mit Furigana

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じょちゅうくん

女中訓

羽仁 もと子

Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme

Aozora Bunko

ついでにいっておくことは、長火鉢の上には、かならず水さしを用意すること。いわずとものことではあるが、銅壷はまたかならず毎日清潔によく洗い、火鉢におかゆなどがかけてあるために、鉄びんの冷えているときは、いつでも銅壷のお湯で、お茶などの間に合うように、銅壷のお湯をとったら、またかならず用意の水さしから水をさし、お湯を切らすことのないように、火がなかったりお湯が切れたりするのは、まごつくもとになるばかりでなく、台所をあずかるものの恥だと思うこと。

「おこすのに手間のいる炭火ばかりならだけれど、ガスがあるから電気があるから、いつでもすぐにお湯がわく」と思うでしょうが、火鉢の火に気をつけないで、始終消えがちにしておいて、お湯のいるたびにガスでわかして、またさまし、またいるときに沸かすというようなことをしては、人出入りの多い家などでは、ガスの不経済がたいへんになります。ガスの不経済ばかりでなく、湯わかしがいたむばかりでなく、手間もそれだけ費えるわけになります。

お茶の湯には炭手前といって、早くいうと炭火のおこし方のけいこがあるのは知っているでしょう。総体火というものは、その上にかける釜なり鍋なり、また竈なり、七輪なりにしたがって多すぎてもまた少なすぎても、お湯のわき加減、煮物のでき加減もわるくなり、薪でも炭でもまた