Japanische Klassiker mit Furigana
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じょちゅうくん
女中訓
羽仁 もと子
Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme
雑巾がけのしかた
それからほうきをとって掃くときに、押入れの唐紙(ふすま)でも、次の間とのあいだの唐紙でも、また縁側の障子でも、すべて一枚一枚あけて掃くこと。敷居にごみのあるのは大そうみにくいものです。ことに押入れは唐紙をあけたら、敷居ばかりでなく、ちょっと置いてあるものくらいはのけるほどにして、できるだけ押入れの中までも掃くようにすること。ほうきの先でぱっぱとごみをたてる流の掃き方はいけません。敷居にごみの残っている掃き方を、あるお家ではめくらの掃除と名をつけているということです。よい目を持っていながらめくらの掃除をしないようにしてくださいませ。
雑巾がけのしかた
雑巾がけを十分にして、つねに縁側や台をきれいにするためには、まず雑巾の数から考えてきめておくことが大切です。それは一つの雑巾で、板の間もふき、畳に水のこぼれたのもふき、朝もつかい晩もつかうというようにすると、どうしても雑巾が不潔になって、雑巾がけの効能がなくなるからです。
考えてみると雑巾の数もなかなか多くいるもので、広い家は別として、普通の家でも、これからここに話すような仕方だと、まず座敷まわりの雑巾が三つ、台所のが二つ、あいだで座敷に水のこぼれたというようなときにつかうのが二つ、おなじく台所のが二つ、棚ふき三つ、食卓ふきが二つ、便所上下二つ、ちょっとそういう