Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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じょちゅうくん

女中訓

羽仁 もと子

Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme

Aozora Bunko

使いにいくとき取り次ぎに出たとき

の規律だということを忘れないようにしたいのです。

留守居の心得の中には、子供を上手に扱うということ、早めに仕事にかかるということ、それから臨時の出来事に気働きのある処置をすること、金銭の出し入れのあいまいにならないように、報告すべき用事を忘れないように気をつけることなど、ほとんど主婦の一家をおさめると同じだけの働きがみなことごとく含まれています。のちに家を持つときのために、何よりもよい練習だと思います。

使いにいくとき取り次ぎに出たとき

使いにいくときは、気をつけて、こちらの口上をよくきいて、その言葉ばかりでなく、その口上の意味をも、とくと心に入れて、まちがいのないようにしなければなりません。それに対する先方の口上も、また同じように、よく落ちついて、聞きわけて帰らなければなりません。同じことをいっても、使いのものがぞんざいな言葉でいったために、先方に不愉快な思いをさせたり、また先方の口上が普通の口上であったのを、使いのものの少しの言葉づかいから、ばかに恐縮しているように、こちらに聞こえたりするようなことがあってはこまります。

玄関に取り次ぎに出たときも、落ちついてつつしんで、よく来客のいうことをまちがいなくききとり、こちらに通ずるようにしなければなりません。