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Japanische Klassiker mit Furigana

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ようかいげんだん

妖怪玄談

井上 円了

Lesen Sie 妖怪玄談 (ようかいげんだん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.869 Zeichen · 59 Bildschirme

Aozora Bunko

まずその次第を申せば、はじめに、『あなたは狐か、狸か、春日大明神か』とたずねたれば、足にて『春日大明神』と答えたり。つぎに、『酒を御好みか、餅を御好みか、菓子を御好みか』とたずねたれば、『酒を好む』と答えたり。よって、酒をその前に供えていろいろのことを問い始めたり。まず、その隣家に重病のものと軽症のものとの二名の病人あり。その重病のものの死生をたずねたれば、『死すべし』と答え、軽症のものの全快をたずねたれば、『不日に平癒に帰すべし』と答えたり。そのつぎに、私もコックリにむかい、『自身の家に客ありやいなや』をたずねたるに、『あり』と答えたり。果たしてその言のごとく、迎えのもの宅より来たりて客あるを告ぐ。そのつぎに、『自分の道楽子息の放蕩のやむかやまざるか』をたずねたるに、『やみます』と答えたり。また、その家の前にいる子供の中に、男の子何人ありやをたずねたるに、足を四回あげて四人あるを告ぐ。すなわちその子供を検するに、果たして四人の男子あり。終わりに、コックリに『御帰りになりませんかいなや』をたずねたるに、その答えなし。しばらくありて重ねてたずねたれば、三本足ことごとく舞い上がり、盆を転倒して去りたり」