Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ようかいげんだん

妖怪玄談

井上 円了

Lesen Sie 妖怪玄談 (ようかいげんだん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.869 Zeichen · 59 Bildschirme

Aozora Bunko

第二四節

ゆえに、あるいはこれを自動作用と称す。また、これを反射作用と称することあり。反射作用とは、刺激に応じてただちに起こる無意不覚作用を総称する名目なり。例えば、消化作用、呼吸作用はもちろん、外物の目に触るるときは知らず識らず目を閉じ、手足に刺激を受くるときは知らず識らず手足を動かすがごとき、みな反射作用なり。かくのごとき反射作用は、神経組織中の延髄、脊髄より生ずるものにして、大脳より生ずるものにあらず。大脳は感覚、知覚の中枢にして、精神、思想の本位なり。例えば、我人の外物のなんたるを知り、道理のなんたるを考え、動かんと欲して動き、とどまらんと欲してとどまるがごときは、みな大脳の作用にして、反射自動作用にあらず。ゆえに、大脳の作用は有意識覚の作用となす。しかれども、その作用中にまた無意不覚の反射作用あるを見る。これ、余がここに論ぜんと欲するところなり。

第二四節

今、この大脳の不覚作用を論ずるに当たり、まず不覚の一般に起こる原因事情について一言せざるべからず。およそ不覚の起こるに六種の事情あり。第一は習慣より生じ、第二は意向より生じ、第三は疲労より生じ、第四は眠息より生じ、第五は激動より生じ、第六は錯雑より生ずるなり。