Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ようかいげんだん
妖怪玄談
井上 円了
Lesen Sie 妖怪玄談 (ようかいげんだん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.869 Zeichen · 59 Bildschirme
第四節
例えば、ある人の将来の運を卜するに当たり、その人の平素の性質、品行、学芸、名望、その一家の関係、その社会のありさま等の諸事情を考察すれば、おのずからその将来受くるところの吉凶禍福を卜定すべきをもって、卜筮者または予言者は、この事情を酌量して将来の運を告ぐるに至る。これ、いわゆる外界の事情によるものなり。しかしてまたその人、卜筮者または予言者の告ぐるところのものを信ずること深ければ、信仰心の力をもって、ますますその卜定の誤らざるを見るに至るべし。これ、いわゆる内界の作用によるものなり。近ごろ、俗間に行わるるところの一種の幻術あり。その名をコックリと称し、これに配するに狐狗狸の字をもってす。あるいは告理の語を用うることありという。これ、いわゆる人の手をかりて行うものにして、もしその種類を論ずれば、第一節中に掲げたる第二種の部類に入るはもちろんなりといえども、その起こる原因を考うるときは、外界の事情と内界の作用と相合して生ずるものなり。ゆえにこれを、第二節中に掲げたる第三種の部類に入るるべし。
第四節
コックリのはじめて俗間に行われたるは両三年以来のことなれども、今日にありては、いたるところこの法を試みざるはなく、これを試むるもの、吉凶禍福、細大のことに至るまで、ことごとくこれによりて卜見すべしと信ずるをもって