Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
近づくにしたがって、そのかたちが、グッグッと大きくなるのです。
キラッと光りました。そいつの顔が、です。
平野君は、ゾーッと、せなかへ、氷をあてられたような気がしました……。宇宙怪人です。宇宙怪人が、庭にしのびこんでいたのです。そして、いま、目のまえに立ちはだかっているのです。
「キミノナ、ヒラノ、イチロ、ダネ、キミノアネ、ヒラノ、ユリカ、ダネ、ユリカ、オンガク、キレイ、ウツクシイ、ステキ、ワタシ、マイバン、ココキテ、キイタ。」
おお、それじゃ、この怪物は、今夜だけでなく、そのまえから、まいばん、おねえさまの部屋のそとへ、しのびこんでいたのでしょうか。
平野君は、にわかに、おねえさまのことが、心配になってきました。このトカゲ男は、いったい、おねえさまに、なにをするつもりなのでしょう。そう考えると、平野君の心のうちに、思いもよらぬ勇気がわいてきました。
「きみは、ぼくのおねえさまを、どうしようというんだッ。」そんなことばが、知らぬうちに、口からとびだしていました。
「ワタシノホシヘ、ツレテイク、ソシテ、ホシノヒトニ、ウツクシイ、チキューノ、オンガク、キカセル。