Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme

Aozora Bunko

いつ、宇宙怪人がやってくるかわからないからね。ああして、見はっているんだよ。それをまた、わしが、ここから見はっているというわけだ。あの刑事は、びっくりしてこちらを見ているね。とつぜん、強い光線にてらされたので、おどろいているんだよ。テレビは、光線をあてないと、うつらないからね。わしの屋敷のまわりには、ほうぼうに、テレビのしかけがしてあって、そのそばに、強い電灯がついているのだ。このボタンを押すと、その電灯がパッとつくのだよ。サア、こんどは、べつの場所を、うつしてみよう。」

そう言って、博士がどこかのボタンを押しますと、いままでのけしきが消えて、べつのけしきがあらわれました。やっぱり博士邸です。お城のような建物の一部が見えています。

「これは、わしのやしきの、うらがわのほうだ。だれもいないが、いまに、やってくるよ。刑事諸君はたえず、歩きまわって、見はりをしているんだからね。」

そのことばが、おわらないうちに、テレビの画面に、ふたりの人間があらわれてきました。

ひとりは、背広の男、ひとりはルンペンのようなやつです。そのふたりが、けんかをしながら、歩いてきたのです。