Japanische Klassiker mit Furigana
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たんていしょうせつのなぞ
探偵小説の「謎」
江戸川 乱歩
Lesen Sie 探偵小説の「謎」 (たんていしょうせつのなぞ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.820 Zeichen · 235 Bildschirme
前にしるしたアルファベット平方図のそばに、このクリーアと、キイを書いた紙片を置く。たとえばクリーアは ATTACKATONCE(直ちに攻撃せよの意)キイは CRYPTOGRAPHY(暗号の意)とする。さて、送るべき言葉の第一字すなわちAを、平方の上方の横に書いたアルファベットの中から見出す。それはもちろん第一字目のAである。次にキイの第一字Cを、縦のアルファベットの中から見出す。それは第三行目である。この上方のAから垂直線を下し、Cの行と交わる所にある字が暗号文の字となる。この場合それは第三行のはじめの字だから、やはりCである。次にはクリーアの第二字Tを上辺のアルファベットの中から見出し、次にキイの第二字Rを縦のアルファベットの中から見出し、双方からの線の交わる所を見ると、Kがある。だから暗号文の第二字はKとなる。こうして作った暗号文は同じAを代理するものが、いつも最初のCとは限らない。Pの場合もありGの場合もあるという風に、解読が非常に困難になる。そこで、英文におけるアルファベットの頻度表により、暗号文中の頻度の最も高いものをEとするという解き方が利用出来なくなる。