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Japanische Klassiker mit Furigana

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たんていしょうせつのなぞ

探偵小説の「謎」

江戸川 乱歩

Lesen Sie 探偵小説の「謎」 (たんていしょうせつのなぞ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.820 Zeichen · 235 Bildschirme

Aozora Bunko

・ツリーの金ピカ装飾の上へ引っかけておく、というようなものがある。

宝石を呑みこんで、あとで排泄物の中から探し出すとか、婦人が局部に隠すというのは、小説としてはかえって平凡だが、傷口に隠す手は、小さなものを隠すために、自分のからだを傷つける、または、すでにある傷をひらいておしこむという、大きな苦痛をこらえるところに、奇妙なスリルがある。私のメモにはこのトリックの作例として、ビーストンの「マイナスの夜光珠」があげてあるが、ほかにもあるだろうと思う。「血達磨」の芝居で、土蔵の中で猛火に包まれた主人公が、お家の宝物の一軸を救うために、切腹して自分のはらわたの中に押しこむという着想は「隠す」ためではないけれども、この種のスリルの最も著しいものであろう。

小説として奇妙な味の忘れがたいものはドイルの「六つのナポレオン」の、同じ型の石膏像が六つあって、そのうちのどれに宝石を隠したかわからなくなるという着想と、同じくドイルの「青い紅玉」の、宝石を鵞鳥に呑ませて隠したところ、どの鵞鳥だったかわからなくなるという着想である。アーサー・モリスンの長篇「十一の瓶」も同じ着想を使っている。