Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 17.620 Zeichen · 36 Bildschirme
一月十一日
一月十二日
一日中の予定行事のうちに何にも出来やしない。
少しやけになるほどはらが立った。しかたがないさ。まあこんな事を思って眼をつぶりながら私は毎日乾いた事に自分の手のあれるのを知って居るばかりだ。ある事はしなければなるまい。
「木枯の走り廻れば骸骨の仮面の恐れ我をすき見す」
一月十一日(日曜)晴 寒
〔摘要〕弟達有楽座、御両親様本郷座、古橋氏来訪
冬枯の黄なる日ざしに男の猫は
丸いねつゝ夢も見であり
紙風船をつきもてあれば丸き音に
一寸法師とび出すかな
友も来で時の長きをかこつ我は
枯れはてし草見まもりてあり
底のなき筒にてたゝみ望めやれば
人の世は今 新たなるこゝろ
一月十二日(月曜)晴
〔摘要〕学校出席 お母様上杉家
今の女は男の御機嫌をとるために行きたくもないところへ行ったり、見たくもないものを見たりは必してしないもんだと世の中のすべてのものに云ってやりたい。私はそれほど意くじなしじゃあない。きらわれてもどなられても自分の感情をまげて男の云う事をきいて御きげんなんかとってやるもんか。馬鹿にしてる。「怒るんなら怒りなさいよ」私は椅子にのっかって足をふりながら云った。