Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 17.620 Zeichen · 36 Bildschirme
一月十七日
一月十八日
この月はしかたがない。こんな事もフイと思って見るけれ共何となくして居る事が足りない様に思われてしかたがない。
心のそこのそこからむくむくと湧き上って来るあせる心を私はおししずめて行かなければいけない。この頃少し又頭が悪くなりかかって居る。気の遠くなるほどの強いきれいな刺撃をうけたい気持になって居る。どっかすきがあるらしい――この頃の私の気持である。
一月十七日(土曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席、例の――
或る一事によってだんだんかわる人間の気持と云うものは中々微妙に作用するものと見える。今日などはことにそう云う事を思った。
人間の心理状態なんかはほんとうに不思議なものだ。
一度の打撃をうけてもっどりうった気持にもなればいくどもいくどもうちこまれても平気な気持がある。
「死ぬ」と云う事がたまらなく恐ろしい又たまらなくきれいにこの頃は思われる。私の年頃私の境遇は死と云うものを或る一種なドラマティックなものとして見る時代になって居る。
一月十八日(日曜)曇雨 暖
〔摘要〕父上晩餐によばれる
小針が来る
何となくもの足りない一日だった。何かしら空まちにまたれた。