Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 17.620 Zeichen · 36 Bildschirme
一月二十八日
一月二十九日
一月三十日
一月三十一日
〔雑録〕
一月二十八日(水曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席
夏になったらば――夏と云うものに私は大変今日はあこがれが多い。
夏になったら庭の正面にけしと小さな可愛い花をまきましょう。まどわしのこもって居る様なけしの花を前にしてじっと、ふられた肌の様な夏の香りを嗅ぐ事はどんなにうれしい事だろう。冬の日ざしを見て居ればほんとうに夏がなつかしい。夏――、お前は何と云う力のある輝きのあるひびきをもって居るのかい若い私にふさわしい思いを御前はもって居る、――
冬の日の縞目つくりててりてあれば影もしまめの我心かな
一月二十九日(木曜)晴 暖
〔摘要〕学校出席、古橋氏来訪
ストーブに赤きほのほのチラ/\と燃えつゝあれば誘はるゝ心
先丸き鉛筆をもてものかけば
うたうたひたき心地こそすれ
黄なるきれはぬいてあれば輝ける
小針もつ指この上なくもよし
縫ひてあればつね事なれど我指の
爪小さきも今更の如
一月三十日(金曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席、作文「鏡」
一月三十一日(土曜)晴 寒
〔摘要〕学校出席
〔雑録〕
一月
一月十二日、クラシックは或る程度まで中々なつかしいはなしにくいものだと思う。