Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
お盞と云われたが、屠蘇でも余計に飲めば何んなものでも酔いますが、重三郎も酔いましたが、昨年の十一月お下げになりましたお刀をかき入れを致して、二日の研初に研上げも出来ましたから、一度御覧に入れて、それから廿日正月までに、お鞘の塗から柄糸を巻上げますのは間に合いますと、そこは酔っていても商売ゆえ、後藤祐乘の作にて縁頭に赤銅斜子に金の二疋のくるい獅子の一輪牡丹、金の目貫は英一蝶の下絵を宗が彫りました銘作でございます。鍔は信家在銘で山水に釣り人物で、お鞘に塗は相違なく間に合いますから、柄糸は黒の五分に致しますと申し上げ、お下げになったのを自分が大切に脊負って外へ出ましたが、屋敷内にいた時は気が張って居りますから酔が出ませんが、外へ出ると一時に酔が発したから、歩くにも足元が定まらんので、小僧が心配を致し、介抱しながら漸く永代橋を担いで通った様なもので、佐賀町通りをひょろ/\参りまして、佐賀町川岸から仙台川岸を向うに見て、十間ばかり往くと、番頭は袴を穿き羽織を着たなりでベタ/\と大地へ坐ってしまい、動きません。今と違って若春は余寒も強く、松の内は夜に入ると人ッ子一人通りませんから寂として居りまして、往来はぱったり有りません。