Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
十一
仙「サア抜け/\」
と身体を摺り附ける。
侍「無礼至極な奴だ」
仙「汝の方が余っ程無礼だ、己が仲人に這入ったのに頭巾を冠って、挨拶をするってえ事が有るか、頭巾を取れヤイ、面ア出して見せろヤイ」
侍「其の方は棄置かれんが両人は助けて遣る」
と突き離され、長次正孝の両人は悦び、実に竜の口を免れたような心地にて、
正「有難うぞんじます、何処のお方か存じませんが、この御恩は決して忘れません」
と二人は厚く礼を云い、伊之助を引ぱって連往きます。伊之助も怖いから三人で漸々逃げて、また大門を這入って松葉屋へ登りました。それなら出て来なければ宜いに。あとに仙太郎は侍の傍へ摺り寄って来ました。
侍「望みに任して斬って遣るから覚悟をしろ」
仙「サア斬れ/\」
侍「此奴棄置かれん」
と云いながら刀の柄へ手をかけました。是から刀を抜くという詮議の処でございます。
十一
さて引続きのお話は寛保三年九月二十日の晩に、吉原土手で荷足の仙太郎が頭巾目深の怪しの侍に出逢いまして、どうも仙台河岸で見た侍に似て居るからと云うので、無法に喧嘩をしかけたが、たとい人の為でも、侍に喧嘩を仕掛けて刀の詮議をしようと云う