Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

四十五

四十五

正「これは何うもお立派な奥さまで、初めましてお目通りをいたします。私は正孝と申す幇間でございまする」

音「正孝はん、久しゅう会いまへんね」

正「おや……これは山口屋の花魁、これは驚きやした、種々な方に出会しますな、花魁え、何うもすっかり御様子が変りましたから間違いたんでげすが、花魁ばかりは何うも只の花魁じゃアない、お姫さまの筋の花魁だっていってましたが、成程これは成田街道で舁夫を投げた方の御新造に違えねえ」

伊「許嫁のお方々さまなんだが、互いに顔を知らず小三郎さまはお刀詮議のために遠国へお出の後で、お父さまを殺した奴は大野惣兵衞というもので、其奴が矢張りお刀を盗んで持ってるばかりでなく、石川さまを殺した奴ゆえ両家ともに敵に成ってる大野惣兵衞、然ういうわけだからお前と己と番頭さんと三人で先方へ往って、価値に構わず二百両でも三百両でも金子を投り出して其の刀を取上げてしまう、跡へ若旦那とお嬢さんが踏込んで往くという仇討ののっけの案内がお前だよ」

正「これは恐れ入りやす、これはどうも御免を蒙りましょう」

伊「御免を蒙るってえ奴が有るかえ」

正「だってサ敵討なんぞに幇間の出る