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Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

十九

束「これは御免を蒙る、御丁寧な御挨拶で」

仙「これで宜いからサッサと往け」

と突放されて、侍はホウ/\の体で逃げて往く。これから仙太郎は重三郎を連れて矢切山へ乗込み、刀の詮議をいたすという、一寸一息致しましょう。

十九

偖も稻垣小左衞門は、家来の丈助と共に葛飾の真間の根本へ参りまして、荒物渡世をいたして居りまする内に、其の年も相果て、翌年の二月になりますると、真間の藤梅も散り、桃や桜がそろ/\咲き初めましたが、小左衞門はとんと外出を致しませんで、奥にばかり引籠り、うつ/\致して居りまするので、家来の丈助も心配でございますから、

丈「もし旦那さま/\」

小「あい」

丈「あなたはお野掛けがお嗜でいらっしゃいましたが、此の程はさっぱり野歩きもなさいませず、河岸端へもいらっしゃいませんが、些と御保養を遊ばしては如何でございます、あなたのお案じも私は能く存じて居りまするが、さっぱり若旦那さまの方からお音信がございません、昨年から引続き満一年の余になりまするのに、お手紙一つまいりませんから、お案じは御尤と存じますけれども、屹度若旦那さまからの御書面は芝のお上屋敷へ届いて居るに違いありますまい、大旦那様はまだお屋敷に居らっしゃると思っていらっしゃるに違いありませんから、渡邊さまの処に御書面が滞って居ましょうと考えますが、私も