Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
日光颪がビー/\と吹来る。
小「番頭さん/\、もう少しだから往きましょう、番頭さん/\」
と呼んでも重三郎は正体なく酔ぱらい、まわらぬ舌で、
重「あゝ宜しいよ/\」
小「宜しくは有りませんよ、其処へ坐っちゃアいけません、此処は家の中じゃありません、表でございます、こんな処に居ては淋しいし、寒くって堪りません、もう少しだからサア往きましょう、直にお店でございますよ番頭さん」
重「常吉/\」
小「此処に居ますよ」
重「あゝ有難いナア、今日往ったのは何というお屋敷だか知ってるか」
小「芝の金森さまのお屋敷でございますよ」
重「能く覚えて置け」
小「覚えていますよ」
重「芝だぞ」
小「知ってますよ、もう少しだから、さアお出でなさいよ」
重「宜いじゃないか、今日は己が旦那に二百両も三百両も儲けさせる事をして居るから、少しぐらい酒を飲んで酔っても宜いんだ、有難いことだ、金森さまの御重役で稻垣小左衞門さまというお方は七百五十石お取りなさるお方だ、そのお方がちゃんと上下を着けて己の前へ手を突いてお辞儀をして、重三郎目出度いのうと仰しゃるから、へえ御意にございます、毎年相変らず主人の代りに手前が参り誠に目出度い