Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ようにしますが、其の時にはしッかり御褒美をおくんなせえ」
大「宜しい、これはホンの心ばかりだが、褒美の印だ、取って置け」
と幾らか金子を紙に包んで丈助に渡す。
丈「ヘイ/\今は褒美も何も入りません、小左衞門さえ死んでしまえば、彼処のものは縁の下の蜘蛛の巣まで皆な私の物だ、石川の娘の極りが附けば、またお前さんの処へ御沙汰を致しますぜ」
大「何分頼む、骨を折ってくれ」
丈「ヘイ大丈夫でごぜえます、当季何処においでなせえます」
大「手前の方の事の極りが付くまで、国分の萩原束の処に居る心底だ」
丈「彼奴は喰い酔ッてばかり居てお喋りだから、うッかりした事は云えませんよ、ヘイ左様なら」
と両人別れましたが、悪い奴は悪い奴で、此の丈助は大野と共謀になり、表に忠義と見せかけて小左衞門を鴻の台へ引出す手筈をいたしたので、かゝる悪人とも知らず、忠義なものと心得て目を掛けたが過まりで、情ないかな稻垣小左衞門は四十九歳を一期として、一節切と頭巾とを持ったなり落入りました。只今は川岸の土が崩れて余程平坦になりましたが、其の頃は削りなせる断崖で、松柏の根株へ頭を打付け、脳を破って血に染ったなり落ると、下を通りかゝったは荷足船で、彼の仙太郎等三人が松戸へ刀の詮議に往ったが、手掛りがなく空しく帰って参る