Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
身の上は無えって、泣きながら船へ這入るのを見て、何んとハアお気の毒なわけだアと思って、私イお隣で泣いていましたが、死んだ若草に意見の仕様も諦めさせ様も無えから、形も無えものを生きて居る心持で婚礼でもして下すったら、若草も成仏して、伊之助さんの病も癒ろうかと存じまして、私が参った訳でごぜえますから、何分にも何うか婚礼の真似事だけをネ番頭さん」
安「ヘイ宜しゅうございますが、御内儀さん、若旦那様も御病気の服装でも何んでしょうから、一寸御紋付物か何かのお支度を成さいましては如何です」
内「あれの物は一通り此方の土蔵に来て居るから出して着せましょう」
と黒斜子の五所紋の上へ行儀霰の上下を着け、病耄けて居る伊之助を、褥へ寄掛りを拵えて、それなりズル/\座敷へ曳摺り出しますと、
伊之助「もし叔母さんおいでなさい、誠に私は行届かない事から、叔母さんにまで御立腹をかけて何とも申訳が有りません、みんな私が悪いんですから、何うか私の業病の癒るようにお前さん守っておくんなさい」
しの「はい……えらく痩せたね、誠にお前様を見ると私は思え出しますが、若草もお前様の児まで出来して何うも案じるとも案じねえとも、昼夜お前様の事をいい/\泣明しておッ死んだ