Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ことになりました。お話二つに分れまして、紀伊國屋伊之助でございまする、追々病気も全快いたしまして、歩く方が心持が宜いから、却って旅なぞをいたす方が病気も早く癒るであろうと云うので、不動さまへお願掛をしたことも有るから、お礼まいりかた/″\往って、帰路に中矢切へ廻って、法泉寺へ往って、若草の追善供養の法事もし、序でに下矢切へ廻り、叔母にも会って来ようという積りで、これから吉原のお松という婆ア芸者と、幇間の正孝と、清八という下男を連れて成田へ参詣に出掛けまして、小和田の原へかゝりました頃は、日の暮々でございまする。
正「エヽ旦那え、旦那え」
伊「さッさと歩かなくっちゃアいけねえぜ、大変に遅くなっちまったのに、お松にからかうも程が有るじゃアねえか」
正「でげすがね、お松が若がって、余程可笑しいんでさア、両褄を取って白縮緬の褌をピラツカせて、止せば宜いのに鼠甲斐絹の女脚絆を掛けて、白足袋に麻裏草履を結い附けにして、馬が来ると怖いよーッて駈け出すんですが、馬の方で怖がってるんで、あのくらいな化物は有りませんや、本当に面白いんで」
伊「そう彼女にからかうなよ」