Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
者もありまする。すると台所口から忍び込んだ山田藤六は、そっと縁側伝いに来まして、破れ障子から覗いて見て、障子越しに長物で突殺せば、大野惣兵衞から五十両褒美をくれるというので、慾張った奴で、剣術は少し心得ておりますが、至って臆病者でございます、怖々様子を覗いますと、小三郎は何を思いましたか不図起き上り、旅荷を引寄せ、合切嚢の中から取り出して、大野惣兵衞の冠った頭巾と、傍には國俊の木剣造りの小脇差を置きまして、小さい位牌を恭しく飾り、実父稻垣小左衞門が最後のときに握りつめたる仇の頭巾を手探りで前へ置き、慇懃に両手を突き、
小「アヽ残念でございます、お父さま誠に残念でございます、小三郎薄命にして斯る眼病に相成り、御尊父の妄執を晴らす事もお刀の詮議をいたすことも此の盲目では思いもよらず、又大野惣兵衞に出会いたす時あるとも、一刀とて怨むこともかなわぬとは、神仏にも見離されしか、斯の如き尾羽打ち枯した身の上になり、殊に盲目の哀しさには、口惜しくも匹夫下郎の泥脛に木履を持って」
と云いかけて身をふるわせ、
小「足下にかけられ、如何にも残念に心得ます、御両親より受けました