Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ッて、帰り道まで教えたんざますが、何うしたら宜うございましょう」
番新「あらまア、可愛相に、小三さんがあの眼の悪い人を頼んでお金を持たしておまはんの様子を聞きによこしたのかも知れないよ」
音「私は少い時分に別れたから小三さんの顔は知りまへんが、品といい様子といい、誠に実の有りそうな人だったが、若しや彼の目の悪い客衆が小三さんなら何うしたら宜うございましょう」
番新「それ見なまし……あらまア、待ちなまし、何処へ駈け出しなます、藤助どんも伊助どんも寝ず番も居るから出られるもんじゃアありまへん」
音「でも私が往かずに居て殺さしては済みまへんから、何うか工夫して私を遣ってくんなまし」
番新「そんなら少し待ちなまし」
と番頭新造の瀧の戸が、駈け出して他の室から持って来て、
番新「これが丁度宜うざます」
と差出す品を見れば、仲木場の寺町辺の坊さんが内証で浮れに来た者ので、長合羽に頭巾がありましたから、音羽は櫛笄を取り、島田髷を揉み崩して山岡頭巾を冠って両褄を高く取り、長合羽を部屋着の上に着て、おかしな身装でお客の積りで瀧の戸が音羽の手を曳いて、そッと遣手部屋の前を通る。