Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
伊「私は質を取って居りますが、小道具の方に目が届きませんけれども、番頭に目の利いてるものも御座いますから、お品を拝見致しましてから御相談をいたしましょう」
山「品はこれへ持参致した」
伊「兎に角拝見致しましょう」
といいながら風呂敷を解くと、中に袋入りに成っておりますから、押戴き、
伊「拝見を」
と風呂敷包から取出して見ると、白茶地亀甲形古金襴の袋で、紫羽二重の裏が附いておりまする結構な打紐を解いて、ズーッとこき出すと、鞘は別に念の入れようは有りません絽色で、丸繰形身入れ白に成っており、淵頭に赤銅七子で金の二疋の狂い獅子、目貫は横谷宗の一輪牡丹に、鍔は信家でございます。鮫は占城の結構なところ、柄糸は煮紺三分に巻き揚げ立派な物でございます。
伊「何うもお立派なもので」
山「我々には分らんが、売る当人は中々大した金をかけたのだろう、だが火急の事に相成って値売をしている訳にはいかんから、あなたの目利き次第で価値が有れば、一杯に買って貰いたい」
伊「お刀身を拝見致します」
と是から鞘を払って見ましたが、私は刀の見様などは存じませんが、先ず刀を真直に立って暫くの間こう遣って見ると、刀脊の三つ棟に相成ってる