Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
カサネの厚い所を見て、又こう袖を当てまして暫くの間鋩尖から横手下物打から鎬、腰刃の辺を見ますると、腰刃みだれ深くいたして丁子乱れに成って居りまして、二尺五寸余もあります。
伊「誠に結構なお品のように存じますが、これは御銘は誰でございます、作名は確と有りましょうな」
山田「それはもう正しい銘が有ります」
伊「誰でございます」
山田「誰だって、それは云えんが、金子を出して渡せば速かに銘を明そう」
伊「左様なら一寸おナカゴを拝見致しましょう」
山田「それはいけん、それがナカゴを何うも見せるという訳にはいかん、金子を渡してしまってからなら何うでも宜しい」
伊「何分にもお銘が分りませんと誠に何うも困りますが、お銘を仰しゃって下さるように願います」
山田「何うも然ういう訳にはいきません、売人に確と頼まれて居るんですから」
正「山田さん、ちょいとこれは何んてえ作銘だと仰しゃいな」
山田「然ういう訳にはいかんよ、大夫から確と頼まれてるんだから、愈々買うと云って金子を渡せば、ナカゴは見られるのだ」
伊「それでは少々お刀を拝借致しとうございます、番頭は少々心得ておりますから、番頭に見せるまで拝借を願います」