Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
手蔓で其の刀を持って来たので」
政「此処に居る正孝という幇間の世話で」
仙「お前かオイ正孝という幇間はお前か」
正「へえ」
仙「幇間なんてえものは彼方へべったり此方へべったりしてえやアがるから、向うの奴に何か吐すとたゞア置かねえぞ」
といわれ正孝は仙太郎の口の利きようの暴々しいのに驚きまして、けゞんな顔附きをして、
正「へえ、泥坊物でげすかな、係合になりやすからお世話アしなければ宜かった、驚きやしたな」
仙「本当に冗談じゃアねえぜ、向うの野郎に内通して何か云やアがると手前の首をヒン捻ッちまうからそう思え」
正「へえ首捻りや何かは驚きやす……おや、あなたはなんだ、オヽあなた、お前さんだ、誠に何うも」
とピョコ/\お辞儀をするので、
仙「何んだ/\」
正「アノそれ、いつぞやそれ四年後の九月の廿日、吉原土手で親方が中へ這入って下すって、侍がエーッてって刀を引こ抜いた時に助けて下すった親方に違いねえようで」
仙「ウーン……あの時の幇間はお前か」
正「モシ若旦那お礼を仰しゃいよう」
伊「私は親方には時々お目にかゝっているから疾うにお礼はいっちまったよ」
正「酷うございますね、然うなら早く知らせて下されば宜いのに……その節は親方誠に有難う存じました、私は助かりましたが、あの晩に長次さんはポカリと斬られちまいました、あの時の御恩は私は死ん