Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
小「あの舁夫はいけない奴だと思います、全体宅から連れて来れば宜かったんですが大森から乗ったもんですからいけないんです、悪口計りきいて居ましたよ、皆な一緒に駕籠へ乗ってくれゝば宜いに、女や小僧の足と附合って一緒に歩くんだから本当に担ぎ難くッていけねえ、それも祝儀でも沢山呉れゝば宜いが呉れねえッて忌な奴です、人の悪そうな奴でしたよ」
母「宜いから急ぎなよ、羽根田の弁天さまの武蔵屋に居るに違いないから、先へ立って急いで往きなよ」
小「へい宜しゅうございます」
と小僧は梨を脊負ったなり駈けて参りまする。突当りは海で、一方は磯馴松の林の堂、手前に武蔵屋と云うちょっと小料理を致す家が有りまする。正月は大師さまへのお参りは有りませんから客を致しませんので、表はピタリ障子が閉って居りまする、処へ小僧が参り、
小「御免なさい、真平御免下さい」
女房「はい蛤を上げますかえ」
小「なに、あの、駕籠へ乗った嬢さんが此方へ来やアしませんか」
女房「今においでなさいましょうからマアお掛けなせえましよ、蛤を上げますかえ」
小「蛤などは何うでも宜いが、お高祖頭巾を冠って羽織を着た