Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
処じゃアない、皆なが誉めて居やす、錨床の鐵が来て、あの娘さんのような感心なものは無え、親の為に自分から駈込んで身を売るというのは実に感心だ、世間には浮気をして茲へ来るものは多いが、親の為に来る者は少いッてね、口の悪い野郎だがお前さんには驚いて居やすよ」
富「有難うございます、あの今親方と一緒においでなすったのは紀伊國屋の若旦那でございますか」
長「忘れねえネ、八重花という花魁と馴染んで遊びにおいでなすったんですが、若旦那の方では惚れも何もしないが花魁の方ではポッと来ているくらいだが、若旦那は堅いから、ツンとしまって居て、時々私が合口だもんだから、長次往こうと仰しゃってお供で来るけれども、何うかすると日暮れ方から来て戌刻前に帰る事もあるし、夜来れば翌朝は店を開けねえ内に帰らねえと大旦那の首尾が悪いのだが、大番頭さんが粋な人で合図をしてくれるから、斯うやって時々来られるのださ」
富「親方私はあなたに少しお願いが有りますが叶えてくださいますか」
長「なにを私に」
富「あのね、私は此の三月のお節句から何うしてもお女郎に成ってお客を取るようになる