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Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

「只た一人の若旦那ゆえ、私が気を附けて外へお出でなさらないように致しましょう、またお母さまも御心配な事でしょうから、懲らしめの為に当分のうち窮命なさるように、私が万事計らいましょう」

と云って堀切村に別荘がございますから、伊兵衞という固い番頭を附けて、伊之助を堀切の別荘に押込めて置きましたが、今まで遊んだ子息さんが押込められて、頑固な番頭さんが附いて居るのでございますから、只吉原の事ばかり案じて、若草は何うして居るか、九月が腹帯だと云ったから、来年の二月は臨月だが、首尾好く赤ん坊が産れるか、まだ己の此処に押込められてる事は知るまい、切めて手紙でも遣りたいと硯を引寄せ、筆を取り上げ文を書こうとすると、

伊兵衞「若旦那、何をなさるのです」

伊「そんな怖い顔をしなくっても宜いじゃアないか、私が悪ければこそ斯んな淋しい処に来て、小さくなってるので、余り徒然だから発句でも詠ろうと思ってちょいと筆を取ったのだよ」

伊兵衞「そんなら宜うございますが、吉原へ文でも贈る思召かと思いまして、心配いたしました、あなたお句が出来ましたら拝見致しましょう」