Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
十二
同士ゆえ手がさわり足がさわりして、若しそう云う事になりますれば、吉原のことも遂に去るもの日々に疎く、忘れるような事になりましょうから、早く御新造をお持たせ申すが宜うございます、万事私にお任せなさい」
とこれから安兵衞が万年町へ参り、政七に面会し、伊之助は病気のところ看病人が無いので困りますから、嬢さまを貸して下さいと云えば、政七も義理でございますから、お連れなさいというのでこれから娘が来て看病をいたしました。
十二
お雪の看病は真の看病で、手当の行届きますこと一通りでありません。一体看病というものは婦人に限りますな、どうも男ではいけません。看病婦と申して、どうも婦人の方が手当りが宜しい、男の骨太の手で抱き上げられると痛いが、婦人の嫋やかなむッくりした手や何かですと余程心持が宜いと云います。殊に許嫁の嬢さんで、年齢は十八でございまして、別嬪ではあるし、譬えにもいう通り饑じい時のまずい物なしで、お腹の空いた時においしい物が来たようなもので、若旦那がめしあがる事に成ったが、素より許嫁だから誰憚らずめしあがっても、何も仔細は有りません。