Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Lesen Sie 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 175.219 Zeichen · 350 Bildschirme
小林少年
さ、いきましょう。」
人形紳士は、そういったまま、しずかに歩きだしました。光子さんは、目に見えぬ糸でひっぱられでもするように、フラフラと、怪紳士のあとから、ついていくのでした。
小林少年
銀一君のときは、白ひげのじいさんがあらわれ、光子さんのときは、人形みたいな顔の紳士があらわれて、どことも知れぬあやしい家へつれていき、そこの地下室に、とじこめてしまったのです。
玉村さんのうちには、にせの光子さんと銀一君が、ちゃんといるのですから、だれも、人間がいれかわったとは気がつきません。光子さんのにせものも、銀一君のにせものも、じつにうまく、ほんもののまねをしていたのです。
ところが、たったひとり、にせの銀一君をうたがっている少年がありました。
それは、いつか銀一君がスリをはたらくところをみつけた、松井少年です。銀一君の同級生の松井君です。
松井君は、玉村銀一君とそっくりの少年が、もうひとりいることを、知っていました。もしその少年が、銀一君といれかわったら、どうなるだろうと思うと、なんだかおそろしくなってきました。
ある日、松井君は、休みの時間に、学校の運動場を、玉村銀一君と、肩をならべて歩いていました。