Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lesen Sie 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.025 Zeichen · 178 Bildschirme

Aozora Bunko

博士はたいへんよろこんで、いちいち少年の手をにぎって振った。

看護婦が少年たちに博士のことを頼んで向こうへ行ってしまうと、博士はあたりをはばかるような声で、少年たちにたずねた。

「もう例の事件がおこってから十三日めになるが、犯人はつかまったかね」

「いえ、まだです」

「いま、どこにいるんだか、分かっているの」

「国境あたりまでは、追っていったんですが、そこで見うしなって、そのあと、どこへ行ったか、あの怪しい機械人間の行方は分からないのだそうです」

「それは困ったな。すると、ゆだんはならないぞ」

「ぼくたちも、なんとかしてあの怪物をつかまえたいと思って、五人集まって探偵をしているんですが、まだなんの手がかりもないです」

「それはけっこうなことだが、諸君はあの怪物とたたかうのはやめなさい。たいへん危険だからね」

「危険はかくごしています。とにかくあんな悪いやつは、そのままにしておけませんからねえ」

「だが、君たちは、とてもあの怪物とは太刀うちができないだろう。いや、君たち少年ばかりではない。どんなかしこい大人でも、あれには手こずるだろう。もしもわしの予感があたっていれば、あれは、超人間なんだ。