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Japanische Klassiker mit Furigana

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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん

通俗講義 霊魂不滅論

井上 円了

Lesen Sie 通俗講義 霊魂不滅論 (つうぞくこうぎ れいこんふめつろん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 75.415 Zeichen · 148 Bildschirme

Aozora Bunko

ここにおいて、霊魂問題が二様に分かれます。

第一は、霊魂は不滅なりやいなや。

第二は、もし不滅とすれば、地獄極楽のごとき苦楽の両界存すべきやいなや。

この二題に関係して、仏教のいわゆる三界流転、六道輪廻説の一問題も起こりましょう。以上、相合すれば都合三問題となりますが、拙者はこれより学理上、霊魂不滅を説きて、ようやくその第二、第三問題に及ぼすつもりであります。

従来、仏者が俗物相手に弁護するところを見るに、実に捧腹にたえざることが多い。その一例は、ただいまの第二問題につきては、越中の立山に火気を噴出する場所あるは、地下に地獄の存する証拠なりといい、在昔何国のなにがしは、いったん絶命して再び蘇生する間に、あるいは極楽を見、あるいは地獄を訪うて帰れりといい、また第三問題に対しては、死したる子供を葬るときに、その足に墨を印しておけば、必ずそのつぎに生まるる子の足に同じ印を持している。これは再生の証拠なれば、人間は幾回もこの娑婆に生まれてくるに相違ない。六道輪廻もこの例によりて分かるといい、奇々怪々の妄談を集めきたりて、弁護するように見受けられまするが、これはかえって仏教のために迷惑千万の次第であると考えます。