Japanische Klassiker mit Furigana
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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん
通俗講義 霊魂不滅論
井上 円了
Lesen Sie 通俗講義 霊魂不滅論 (つうぞくこうぎ れいこんふめつろん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 75.415 Zeichen · 148 Bildschirme
第五回 霊魂の有無は知るべからざること
しかるに、生時のことの分からない連中に、死後のことが分かる道理がありましょうか。これらの連中は、みな孔子様のおしかりを受けるに相違ない。
第五回 霊魂の有無は知るべからざること
また、俗物の人たちが申すには、「死後のことはわれわれの力で分からぬなら、霊魂の有無ともに分からぬ道理である。もし、有無ともに分からぬならば、その結果霊魂なしときめても別に差し支えはない。かつ、死後霊魂の復活あると定めても、その復活世界にありては、現在世界のことは全く分からぬに相違ない。もし、そのことが分かるならば、仏教にては過去世界のあることを説きますが、現在世界において前世のことが知れるはずである。しかるにその知れざるは、未来にありて現在のことが分からぬ証拠である。そのように霊魂は三世の間に不滅でありても、意識および記憶の連絡が全くないなら、現世の霊魂は肉体とともに一代限りのものと定めて、毫も不都合はありませぬ」と。これまた一理あるようなれども、その実、似て非なるものであります。
第一に、われわれの力で死後の境遇いかんを明らかに知ることはできないけれども、霊魂は三世にわたりて不滅なるべき道理は必ず分かります。