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Japanische Klassiker mit Furigana

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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん

通俗講義 霊魂不滅論

井上 円了

Lesen Sie 通俗講義 霊魂不滅論 (つうぞくこうぎ れいこんふめつろん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 75.415 Zeichen · 148 Bildschirme

Aozora Bunko

第一九回 精神の力よく肉体の組織を造り出すこと

及ばざるところなれば、ただ、われわれは勢力と因果との理法のわれを欺かざるを信じて、他日必ず再起するときあることを疑いませぬ。

唯物論者は、人の死するときにひとたび精神作用を失いたる以上は、再び精神作用を起こす道理は、決してあるべからざるように考えますが、これは全く有形の物質をみる目ありて、無形の精神をみる目を有せざるによると評するよりほかはありませぬ。しかして、人の精神の不生不滅なることは、物質の不生不滅なると同様なれば、外見上に精神の一生一滅を見るは、物質上に生滅の変化を見ると同様に心得てよろしい。例えば、水の集まりて地上にあるは人の生時の精神に比し、その蒸発して空中に散ずるは死後の精神に比し、ひとたび散じたるものが再び結びて雨露となりて、もとのごとく地上に集まるは、精神の再生に比して考うれば、定めていくぶんの了解はできるでありましょう。

第一九回 精神の力よく肉体の組織を造り出すこと

とかく世間の人は、その見るところあまり狭きをもって、精神の真相が分かりませぬ。唯物論者も、ヤソ教家が世界の開闢を僅々六千年前と認めたるを見て、これを打ち破りたる手際は称すべきも、なお宇宙の開発につきて、時間と空間との無限なるがごとく、世界の無限にして、世界の進化、退化のともに無限なることが分からぬから、精神不滅の理がのみ