Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ひだのかいだん

飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選

岡本 綺堂

Lesen Sie 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (ひだのかいだん) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.271 Zeichen · 263 Bildschirme

Aozora Bunko

「無理なもんかね。昔から云う安珍清姫さ。嫌えば嫌うほど執念深く祟って与るのが当然だアね。先方が何とも思わなくっても、此方が惚れていりゃア仕方がないじゃアないか。お前さんは馬鹿だよ、素人だよ。」

お清は対手にならずに、相変らず笑っていた。お葉は口惜そうに、

「今に見ておいて。必然あの人を呼んで、お前さん達に見せ付けて与るから……。嫌われたからと云って、すごすご指を啣えて引込むようなお葉さんじゃアないんだから……。確乎頼むよ。」

お清の腕を掴んで又小突いた。

「痛いよ。だッて、お前さん。角川の若旦那には判然とお嫁さんが決ってると云うじゃアないか。」

「決っていても可いよ。そんな悪魔は妾が追ッ攘って了うから……。」

「お前さんの方が余ッ程悪魔だ。の御親類かも知れないよ。」と、お清は笑いながら不図思い出したように、「※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)と云えば、角川の若旦那は昨夜※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に逢ったってね。」

「若旦那が※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に……。まあ、而して何うしたの。