Japanische Klassiker mit Furigana
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ひだのかいだん
飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選
岡本 綺堂
Lesen Sie 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (ひだのかいだん) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.271 Zeichen · 263 Bildschirme
、第4水準2-80-51)は鶏舎の中から一羽を握み出して、ぎゅうと頸を捻って、引抱えて何処へか行って了ったと云いますよ。」
「ふむ。」と、市郎は首を拈って、「で、其の※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)という奴は何んなものだね。」
七兵衛は慌てて遮って、更に前後を見廻して、若い主人を叱るように、
「奴なんぞと云うじゃアねえ。何処に立聞をしていて、何んな祟をするか知れねえ。幾らお前様が理屈を云ったって、※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に逢ったが最後、何んな人間だって敵うものじゃねえから……。」
「じゃア、奴というのは先ず取消にして、兎にかく其の※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)とかいう者に一度逢って見たいもんだね。」
「馬鹿云わっしゃい。」
若い主人は又叱られた。
ここで鳥渡其の※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)なるものを説明して置く必要が有る。此の土地に限らず、奥州にも九州にも昔から山男又は山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)の名が伝えられている。