Japanische Klassiker mit Furigana
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
Lesen Sie お蝶夫人 (おちょうふじん) von 三浦 環 (みうらたまき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.730 Zeichen · 242 Bildschirme
の再演を指揮して始めて「お蝶夫人」が大好評を博した時のカンパニーニでした。そして奇縁とでも申しましょうか、この一九二〇年に私はプッチーニにお目にかかったのでした。
それはともかくとして、ロティの小説「お菊さん」の好評なのに刺激されて、アメリカのフィラデルフィアに住んでいた、法律家のジョン・ルーサー・ロング、この人の兄さんが長崎のアメリカ領事館に勤めていたときの、長崎の印象を土台にして、小説「お蝶夫人」を創作して雑誌に発表しました。それは一八九七年(明治三十年)のことで、歌劇「お菊夫人」のパリ初演三年目のことでした。
このルーサー・ロングの小説「お蝶夫人」も異国情緒に富んでいるというので大評判となり、そこでイタリー人のダビッド・ベラスコが劇に脚色してアメリカで初演したのが一九〇〇年(明治三十三年)でした。お芝居になった「お蝶夫人」は非常な人気を呼び、ついに海を渡ってロンドンにまで行き、ロンドンでも非常な評判で何十日という長期興行をしていました。たまたまロンドンにいたイタリー第一の音楽マネージャーのルサルディがこの芝居を観て、これはオペラになると感心し、すぐさまプッチーニを電報で呼び寄せて、二人でこの芝居を観たのでした。