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Japanische Klassiker mit Furigana

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

Lesen Sie イエス伝 (イエスでん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.119 Zeichen · 436 Bildschirme

Aozora Bunko

これに反して、神は憐憫を好みて犠牲を好まずというのがイエスの御精神です。この意味において人間あっての安息日であり、イエスは人に安息日を与え給う救主としてまことに安息日の主であり給うた。

イエスの自然で自由な生命躍動の言動に接して、形式主義に化石したパリサイ人の頭はますますかたくなになる一方でありました。ついにある安息日に会堂で、そこにいた片手の萎えたる人をもしイエスが癒したならば官憲に告発しようと、悪意に満ちてうかがっていた。その様子を気づかれたイエスは単刀直入、「安息日に善をなすと悪をなすと、生命を救うと殺すと、いずれが善いか」と聞き給うた。こんなにハッキリした形で問題を提出せられても、彼らは何も答えることができず、敵意の沈黙を続けるだけであった。とうとう羔の怒りは爆発しました。

「イエスその心の頑固なるを憂いて、怒り見まわして」(三の五)とあるのは、「憂いつつ怒りをもって見まわし」という意味です。かくまで無用の衝突を避け、かくまで事理を明らかにして説いても、どうして彼らはこんなに頑固なのであるか、どうしてこんなに神様の御心がわからないのであるかと、一面には非常にかわいそうに思われるとともに、一面には強き怒りが盛り上がってきた。