Japanische Klassiker mit Furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
しからざるものは comfort ではない。殊に天父より、主イエスよりこの力を供せられるのが、キリスト教的の「慰め」である。かくの如き力を供給する慰めが真の慰めである。ヨブの三友の慰めの如きは、むしろ力を奪うところの慰めであったのである。
◯六節―十七節において、ヨブはまた神に対して恨みの語を述べている。あるいは神を「彼」と呼びて「彼れ怒りて我を掻裂きかつ窘しめ、我に向いて歯を噛鳴らしわが敵となり目を鋭くして我を看る……彼は我を打敗りて破壊に破壊を加え、勇士のごとく我に奔せかかり給う」と恨み、あるいは神を「汝」と呼びて「汝わが宗族をことごとく荒せり、汝我れを皺らしめたり」と怨じている。その論法の不統一はかえって情感の熾烈を語るものである。実に六節―十七節の全体にわたる神に対する怨恨は、その語調とその感情と共に激越痛烈を極めている。しかしてヨブはその最後において「しかれどもわが手には不義あるなくわが祈祷は清し」と主張して、いぜんとして己の無罪を高調し、この罪なき彼を打つ神の杖の無情を怨んでいる。
◯この怨語を聴きたる三友は、ヨブを以て神を謗る不信の徒となしたのである。