Japanische Klassiker mit Furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
そしてかく星天の美妙を歎称しつつありし彼の心に、あたかもアブラハムに向いて「天を望みて星を数え得るかを見よ」と告げ給いし如く、神はこの時この言を下し給うたのである。彼は神の諭告として、この時特に強くこの言を聴いたのである。
◯この語はヨブ記が各国の語に訳せらるると共に人々の注意を惹きて、崇高麗美の語として名高きものとなった。各国の人々に天文思想を喚起せし点においてこの語に及ぶものはあるまいと思う。まことにヨブ記においてこの美わしき文字に接して、天を窺わんとする心を起すは当然である。
◯九章九節にも既に北斗、参宿、昴宿の語があったが今またこの三つが出で、なおその他に十二宮が出でたのである。ヨブ記の読者は、天文について少くともこれ位は知っておらねばならぬ。これだけの星を知るも大なる夜の慰めとなるのみならず神の御心を知るにおいても益せらるる処少なくない。実に天然は聖書以前の聖書である。その中に神の御心が籠っている。ただ人の心浅くしてこれを悟り得ざるを遺憾とするのである。
◯まず参宿とはオリオン星座(Orion)のことである。支那にては二十八宿の一として参宿という。