Japanische Klassiker mit Furigana
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ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
もしヨブに神の如き力あらんか、もし倨傲者と悪人とを即坐に打砕く腕あらんか、神もまたヨブが自ら己を救い得ることを認むるであろう。しかしながら事実はその正反対である。神は絶対の力であるに、ヨブは絶対の無力である。かくてもなおヨブは自己を是とし神を非と做し得るであろうか。神の審判に対して呟き得るであろうか。――かく神はヨブに告げ、ヨブは自己の心に問うた。ここに彼の魂はますます砕くるのみであった。彼は謙るより外に行き道がなきに至った。
◯次にまたエホバは二の動物を挙げてヨブに教うる所があった(十五節以下)。まず出ずるは河馬である(十五節より二十四節まで)。次に出ずるは鰐である(四十一章全部)。これ熱帯地方にありては最も恐ろしき二の動物である。エホバはヨブに向って、汝かかる怖ろしき生物を御し得るやというのであって、神の力と人の無力がますます強く示されるのである。
◯一度謙遜に達せしヨブは、右の如く再び大風の中より出ずる神の声に教えられたのである。ここにおいて彼は遂に四十二章二節―六節の語を発せざるを得ざるに至った。
我れ知る汝は一切の事を為すを得給う、またいかなる意志にても成す能わざるなし、無知をもて道を蔽う者は誰ぞや、かく我は自ら了解らざる事を言い、自ら知らざる測りがたき事を述べたり、請う聴き給え、我れ言う所あらん、