Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
わが信仰の純正とわが行為の無疵とに恃む、これ何の時にもあるオルソドクシー(いわゆる正統教)である。ヨブはこの心理状態にありし故に災禍来るや忽ち懐疑の襲う所となり、エリパズらはこの状態を出でざりし故にヨブを慰め得なかったのである。ヨブの苦闘は、要するにこの誤想より出でて新光明に触れんがための苦闘である、すなわちすべての真人の経過する苦闘である。
◯七節―十一節もまた右と関聯せる思想として、ヨブ記解釈上注意すべきものである。「請う想い見よ、誰か罪なくして亡びし者あらん、義き者の絶たれし事いずくに在りや、我の観る所によれば不義を耕えし悪を播く者は……みな神の気吹によりて滅びその鼻の息によりて消え失す」というはこれまた実に当時の神学思想である。罪を犯し不義を計る者は皆亡び失せ、義しき者は禍その身に及ばずして益す繁栄致富するに至るというのである。すなわち人の成敗栄辱を以て、人の信仰及び行為の善悪に帰するのである。エリパズはかくの如き既成観念に照してヨブの場合を見たのである。故に見るに忍びざるヨブの惨落を以て、何か隠れたる大罪の結果ならんと思うより外なかったのである。