Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
Lesen Sie ヨブ記講演 (ヨブきこうえん) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 92.828 Zeichen · 185 Bildschirme
ヨブもとより己を以て完全無疵とはしない。しかしながらこのたびの災禍がある隠れたる罪の結果なりとは、彼において全然覚えなき事であった。故に彼はエリパズの訶詰に接して、憤然として弁明せざるを得なかった。これ第六章に載する所である。
◯一節―四節は友に対する不満の発表と、己の立場の弁明とである。「願くはわが憤恨の善く権られ、わが懊悩のこれと向いて天秤にかけられんことを」というは、友の観察の浅きを責めし語である。「さすればこれは海の沙よりも重からん、かかればわが言躁妄なりけれ」とあるは、苦悩大なるため前の哀哭も我れ知らず躁妄に陥ったのであるとの意である。ヨブは自己の哀語の乱調を明に認めていたのである。これ苦悩に重く圧せられし心の琴の、おのずからなる乱奏であった。しかるに友はこれを悟らずして、ヨブの哀々たる心の呻を言句の末において判定する。これヨブの大なる不満であった。故にこの語を発したのである。「それ全能者の箭わが身に入りわが魂その毒を飲めり、神の畏怖われを襲い攻む」と四節はいう。これヨブがその苦悶の理由を示して、わが立場を弁明したのである。神は今やわが敵となりて我を撃ちたるかと、これ彼の暗き疑であり、またの懊悩の原因であったのである。