Japanische Klassiker mit Furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme
これまた平生学問の得か然るなり。
一、今日死を決するの安心は、四時の循環において得る所あり。蓋し彼の禾稼を見るに、春種し夏苗し秋刈り冬蔵す。秋冬に至れば人みなその歳功の成るを悦び、酒を造り醴を為り、村野歓声あり。未だ曾て西成に臨みて、歳功の終るを哀しむものを聞かず。吾行年三十、一事成ることなくして、死して禾稼の未だ秀でず実らざるに似たれば、惜しむべきに似たり。然ども義卿の身を以て言えば、これまた秀実の時なり。何ぞ必ずしも哀しまん。何となれば人寿は定りなし、禾稼の必ず四時を経る如きに非ず。十歳にして死するものは十歳中自ら四時あり、二十は自ら二十の四時あり、三十は自ら三十の四時あり、五十、百は自ら五十、百の四時あり。十歳を以て短しとするは、蛄をして霊椿たらしめんと欲するなり。百歳を以て長しとするは、霊椿をして蛄たらしめんと欲するなり。斉しく命に達せずとす。義卿三十、四時已に備わる、また秀また実、その秕たりとその粟たると吾が知る所にあらず。同志の士その微衷を憐み継紹の人あらば、乃ち後来の種子未だ絶えず、自ら禾稼の有年に恥じざるなり。同志それこれを考思せよ。