Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

Lesen Sie 吉田松陰 (よしだしょういん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.622 Zeichen · 269 Bildschirme

Aozora Bunko

阿豺申すには、汝ら能心得よ、一本なれば折りやすし、数本集むれは折りがたし、皆々一致して国を固めよかしと。国にても家にても道理は同じ事なり。とかく婦人の言よりして親族不和となること多し、忘るべからず。

右に記しぬるは先祖を尊むと、神明を崇むると、親族を陸じくすると、以上三事なり。これが子供を育つるには大切なる事なり。父母たるものこの行あれば、子供は誰教えるとなく自ら正しき事を見習いて、かしこくもよくもなるものなり。さてまた子供の成長して人の申すことも耳に入れ候ように成るからは、右らの事を本とし古今の種々なる物語りを致しきかすべし。子供の時聞きたる事は年を取っても忘れぬものなれば、埒もなき事を申し聞けるよりは少なりとも善き事を聞かするにしくはなし〔人の親たるもの能く記臆せよ〕。杉の家法に世の及びがたき美事あり、第一には先祖を尊び玉い、第二には神明を崇め玉い、第三には親族を睦じくし玉い、第四には文学を好み玉い、第五には仏法に惑い玉わず、第六には田畠の事を親らし玉うの類なり〔松陰家庭の活ける写真〕。これらの事吾なみ兄弟の仰ぎ法るべき処なり。皆々能心懸くべし。