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Japanische Klassiker mit Furigana

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あいこくしんわたしはこうおもう

和人は舟を食う

知里 真志保

Lesen Sie 和人は舟を食う (あいこくしんわたしはこうおもう) von 知里 真志保 (ちりましほ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 70.567 Zeichen · 144 Bildschirme

Aozora Bunko

一 あの世の入口に関する酋長談

(1)あの世の入口に関する幌別の酋長談

本稿は、この種の洞窟にまつわる伝承資料を先ず紹介し、あわせて登別のアフンルパ※(小書き片仮名ル、1-6-92)の踏査の結果を報告しようとするものである。

一 あの世の入口に関する酋長談

アイヌの散文物語の一種、酋長談とよばれるものの中によくアフンルパ※(小書き片仮名ル、1-6-92)が出てくる。これは前に説明したように、あの世へ行く道の入口ということで、酋長談の中では海岸の洞窟か、山奥の河岸の洞窟とされている。そしてこの種の物語は、アフンルパ※(小書き片仮名ル、1-6-92)を通って生きながらあの世へ行って来た人の帰来談として語られるのがふつうである。われわれはそれを読むことによって、アフンルパ※(小書き片仮名ル、1-6-92)や、あの世のありさまや、人間の死などについてアイヌがどのような観念をもっていたかをつかむことができる。

最初に胆振国幌別郡幌別村に伝承されていたものを紹介しよう。これは同地生れの金成マツ婆さんが伝えていたものである。

(1)あの世の入口に関する幌別の酋長談

おれには父さん母さん大きい兄さん小さい兄さんがあった。おれは末っ子で、みんなに可愛がられ、何不自由なく暮らして、今はあちらこちら走り使いにやられるほど大きくなった。