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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちきゅうはっきょうじけん

地球発狂事件

海野 十三

Lesen Sie 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 86.306 Zeichen · 173 Bildschirme

Aozora Bunko

と水戸が新聞記者らしい率直さでぶちまければ、博士は真面目な顔で頷く。

「それで先生の御見込はどうなんですか」

と水戸が訊く側へ変った。

「そのことだがね」と博士はいって、パイプに新しい葉をつめ、ライターで火を移したのち「これはまだこの事件に関係があるかどうか分らないが、僕が某観測所から得た報告によれば、最近大西洋の海底に小地震が頻々と発生しているのだ。それがね、従来の地震に見られる原則に対し、どういうわけか一致しない地震なんだ。何というか、異常地震というか、新型地震というか、とにかく変った海底地震なんだ」

「ははあ」

三人の聴手は傾聴している。

「そしてね、最も興味あることは、異常地震が始めて記録されたのが、例のゼムリヤ号事件の起った日に極く近いのだ」

「それは面白い、どっちが早かったのですか、同じ日じゃなかったんですか」

水戸は昂奮して、思わず途中で口を挟んだ。

「同じ日ではなかった。異常海底地震の方が五時間ほど前に記録されているんだ」

「五時間前! すると前日の十九時から二十時の間ですね」

「そうだ。詳しい時刻は十九時三十五分と記録されている」

「五時間も喰い違いがあると合わないなあ」