Japanische Klassiker mit Furigana
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
Lesen Sie 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 86.306 Zeichen · 173 Bildschirme
「なぜ内部から爆発が起こったんですかね」
「知らんね。それは造船所の代理人たるわしに関係のないことだ」
ケノフスキーは何事かを知っているらしいが、喋ることはいやなのであろう。
「乗組員が皆死んでしまったのは、どういうわけですかね」
ケノフスキーが何かいいだそうとするのをドレゴは抑えて、
「せっかく丈夫な船が出来たにしろ、乗組員がその場で全部死んでしまうんでは、買い手がつかないですからなあ」
「いや、あれは当時乗組員用の衝撃緩和装置が間に合わなかったせいだよ。何しろ試運転を急いだものだから……今ならその安全器械は十分間に合うのだ」
「一体あの事件のとき、ゼ号の乗組員はどういうわけで死んだんですかね。いやもちろん激しい外力によって、壁に頭をぶつけ、脳震盪を起こしたんだろうと想像していますが、それにしてもゼ号をあのように高い山の上へ吹き飛ばした外力というものは一体何物だったんですか」
「そのことだがね。これは慎重な態度で取扱わねばならぬ問題だが、とにかく巨大なる外力が働いたことは確かであるし、それは海において発生したものであること……」
「それは原子爆弾にやられたんですか」