Japanische Klassiker mit Furigana
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じょちゅうくん
女中訓
羽仁 もと子
Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme
毎日毎日のことだから、おもしろおかしい日ばかりはないでしょう。それだから、書けば自然とそのようなことになるのかも知れません。日記というよりは、何となくあらさがし、不平録といったようなもののできるのは、第一に書くものの恥になります。
書いておきたいなら、新しい料理を習ったときに、その仕方をかきつけたり、珍しいところに遊びにつれて行ってもらったときにそのことをしるしたり、のちのちのためにもなるようなことを聞いたときに書いておいたりすると、あとから出してみても、楽しみにもなりためにもなるわけです。
手紙もまたあちらの友だち、こちらの友だちに、用もないのに書いては出すのは、大切な自由時間がむだにもなるし、双方のためにならないことです。両親のところにはいうまでもなく、お友だちにもよい手紙をきまりよく書き送るのはよいことです。
自由時間にも、休めないというのは大変だと思うかもしれませんが、私たちにしてもごらんのとおり起きているかぎりは働いています。そうしてそれは人間の当り前です。食事時間に静かにくつろいでゆっくりすること、本気になって手早く仕事をかたづけて、一日の節々である大きな仕事をすましたあとで、ちょっとすわるとか腰でもかけて、ああきょうは美しい日だと空でもながめるか、新聞でも読むか、そうしたゆとりはつくらなく